会社が一気に伸びてきたという意味では素晴らしい事です。
さて、社員が増えたことに関係があるのでしょうか?
最近、社長からよく言われる言葉に・・・
「言った」と「伝えた」は違うよ~
というのがあります。
意味としては「言っただけでは伝わらない。ちゃんと伝わる方法を考えてあげないといけない。」ということです。
みなさんも仕事や仲間同士、または家庭で経験があると思いますが・・・
「前に言ったじゃん! なんでやってないの!」
「前に言ったよ! そう言ってないだろう!」
とか、そういう経験ありませんか?
「言った」だけでは「伝わっていない」のです。
誰でも経験あるかと思いますが
これは昔っから良くある問題です。
それが裁判にもなってますし、
「錯誤(勘違い)」「心裡留保(冗談を本気でとらえた場合、法律ではどう判断する?)」
といった法律用語もあります。
言った言わないという言葉をネットを探すといろいろ出てきますね~
それだけよくある問題だという事でしょうね~
言った側、言われた側どちらが悪いとかいう善悪論は置いておいて
この問題を解決するには言った側が相手に伝わる工夫をするのが近道でしょう。
我々不動産会社が「契約書」という書面を使うのもその為です。
今、いろんな会社にマニュアルがあるとは思いますが、そのマニュアルもそうでしょう。
家電製品の説明書もそうですね。
以上は書面による工夫ですが、その他にも伝え方による工夫もあります。
最近、ビジネスシーンで良く言われるのは
「できるだけ、難しい言葉や専門用語を使うな! 平易な言葉をつかえ。」
という事ですね。
先ほど「錯誤」や「心裡留保」という言葉が出てましたが、そんな専門用語を
使っても伝わりません。
「勘違い」や「冗談」って言った方が伝わります。
有名どころでは「遺憾」ていう言葉ですね。
「残念」の方が伝わります。※1
また、これも良くある話ですが
「ヨーロッパ風に~」とか言われても、伝わりません。
相手は相槌を打ってくれるでしょうが、それは人間関係を円滑にするために
相槌をうっているだけで伝わっている訳ではありません。
「この写真の様に白い色で・・・」と具体的に言わないと伝わりません。
また、相手と自分との間に「情報量の差」があるというのは認めなければなりません。
自分の知っている前提が相手もしっているとは限らないのです。
情報量の差を埋める作業が「打ち合わせ」なり「話し合い」になります。
・・・
人に伝えるって難しい作業ですよね(^^;)
だからこそ、「聞いていない方が悪い!」という考えをしないで
「伝える工夫」が必要っていう事ですね~
※1 芸術は違います。芸術の世界では格調の高い表現は重要なファクターです。
ちなみに芸術性の高い文芸書と平易な表現を必要とするビジネス文書は作り方が違います。
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