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2016年1月12日火曜日

医療、福祉関係の方へ。入居希望者の事を本当に考えてあげないと、ご損をさせる事になりますよ~

当社では医療関係の方、福祉関係の方から、主に生活保護者の方ですが、
入居依頼を受けて、ご協力させてもらっております。

医療福祉業界でも障がい者の自立・社会復帰を様々な苦労をされながら進めて
らっしゃると思います。

そこで当社が微力ながらもお手伝いさせていただけるというのはありがたい話です。


ただし、正直、素人目見ても社会復帰はまだ早いのじゃないかなぁ・・・
という事例が多々あります。

先日もそうです。

ある病気で入院されていたのですが、本人の強い希望もあって、
福祉施設ではなく、普通のアパートで生活したいという事で福祉施設の職員の方が来店されました。

その職員の方がいうには、リハビリも順調であり、精神的にも穏やかな方で
同じ病室の方にご迷惑は一切かけない方だから一人暮らしできる安心してほしい

という話でした。

それで物件を案内いたしました。

ただ、素人目ですが、私には自立した生活おくれるのかな?という不安がありました。
そこで、その旨を職員の方に伝えると・・・

「担当医も大丈夫と言っているので大丈夫です!」

との回答をいただきました。

そこでお医者様の意見も尊重しなければなりませんし、
その医療福祉の分野ではプロの方がそのようにご判断されたわけですから
一応、信用して契約いたしましたが・・・

その結果、職員の方から入居日直前に連絡がありまして・・・

「入居希望の患者さんが情緒不安定になり、リストカットなどの行動をおこしたので
 自立が無理になりました。解約してほしい。」
と連絡がありました。

危惧があたったわけです。

それも一番最悪なパターンです

入居希望者の患者さんはすでに契約してしまっているので
初期費用は返りません。違約金もオーナー様に支払う義務が発生します。
なによりも自傷行為をするなど心身共に悪化してしまいました。

また、オーナー様も入居者が入るという事で少なからず、お部屋を直すなどの
リフォームを行いました。
そのリフォーム代回収を家賃収入で行おうと思っていたのですが、それが出来なく
なりました。

安易な社会復帰で
入居希望者の患者様もオーナー様もどちらも損をするという事がおきてしまいました。

医療福祉関係の皆さま
社会復帰事業はもちろん重要です。

しかし、安易な社会復帰は経済的に損をかけることになります。
そして一番大事な心身を損なう事になってはいけないと思います。

たとえ、本人からの強い希望があったとしても大丈夫かどうかの判断は
しっかり本人の幸せを考え抜いたうえで安易に下すべきではないと思いますが
いかがでしょうか?

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