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2016年6月26日日曜日

弾みって大事です。

最近、買主様、または入居者様で交渉事を入れてくるケースが多くなってます。

不動産用業って仲介業、交渉事を生業としているので
交渉人として仕事をさせていただけるという事はありがたい事です。

でも、売主様、または大家様からすると、交渉事が入ったことで100%自分の希望が叶えられるという訳にはいかなくなります。

2000万で売りたかったのに1800万で買いたいと交渉事が入ったり・・・
6万で貸したかったのに5万だったら借りたいと交渉事が入ったり・・・

交渉を受けるかどうか悩みどころの一つです。

これがBESTっていうものは無いですが、
一つの考え方としてご提案させていただくと・・・

2000万で売りたい中古住宅がありました。
でも、その中古住宅を購入希望の方から1800万で購入したいと希望が入りました。

売主様でそれが希望売却金額ではないために断りました。

月日は流れ・・・3年後・・・
売れないので1800万に下げました。
そうしたら1600万で購入したいと希望が入りました。

売主様は値下げしたのにとんでもないとんでもない!
と断りました。

また月日は流れ・・・3年後・・・
売れないので1600万に下げました
そうしたら1400万で購入したいと希望が入りました。

エンドレス・・・

いかがでしょう?
最初の1800万で売却した方が、お得じゃないでしょうか?
無意味に長い期間固定資産税を支払わなくて済みますし・・・

こういうパターンってよくあります!

賃貸の場合も同じ事がよくありますね。

お客様からの要望を受け付けない方針のオーナー様は空室が続きますし

多少、条件が厳しくても、受けると弾みがついて次々空室が埋まっていっていったという
事例はあります。

全部が全部そうとは言いませんが、購入希望者、入居希望者の要望って
市場価格である場合が多いです。

こういう考え方や事例もあるんだなという事で参考にしていただけると幸いです。


ついでに言えば、購入希望者様や入居希望者様の要望をシャットアウトせずに
きちんとお伝えする不動産会社にお願いした方がいいと思います。

事前にシャットアウトされると、交渉事を受けるか?受けないか?の判断すらできませんから。

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